NIPPON PROUD にっぽんプラウド | 日本のモダンインテリア・ヴィンテージ和家具

リングスツールは、1955年に加藤　徳吉（Tokukichi Kato)によってデザインされた天童木工社の名作です。
加藤　徳吉は、同天童木工社の創設メンバーの一人で、もともとは建具などを作る職人でした。　　天童木工に入社後1968年には取締役社長に就任します。　そんな職人としての技術の目と海外のデザインにも探求心を向けた進取の姿勢がバランスの良い優れたデザインを生みました。

シンプルな作りの中に、当時としては画期的だったエアタッカー（空気圧で細い針を打ち込む機械）で側面の細い溝にビニールレザーを固定したり、脚部の座面への接合部分に木の繊維を押しつぶして穴の中で拡げる技術を駆使するなどの工夫が凝らされてます。　　更には「地獄ほぞ」という手法で脚部が座面の接合部分の穴の中でクサビによって拡がるようになっているため脚部が緩んでぐらつきが出ることがありません。　

雑誌「暮らしの手帳」の編集部の打ち合わせ用椅子として半世紀近くも使われたことが同誌の記事になるなど、その耐久性は折り紙付きです。

●商品スペック
サイズ　：WΦ320H436SH436mm
材質　 ：シート/ブナ集成合板 脚/メープル
重量　 :2.2Kg

●納期：約3週間